プロペシア プロペシア(フィナステリド)の副作用や後遺症17 [無断転載禁止]©2ch

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1 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:08:10.07 ID:wf/7G9Nv.net
2012年8月、アメリカでポストフィナステリド症候群財団(PFS)が設立されました。
http://www.pfsfoundation.org/

この財団の役割はフィナステリド症候群が身体に及ぼすリスクや薬の服用を中止してもなぜ発生するのか。
全世界で取り組まれているフィナステリド症候群の治療の臨床データの情報収集をおこなうことで有効性や治療方法の研究に役立てることが目的です。

EUですでに3年前に確認されていたフィナステリド症候群がイギリスに情報が伝わり問題視されたのが2010年。EUやイギリスのフィナステリドの注意書きの追記などがアメリカで話題になったのが2011年。
その後、1年をかけて2012年にアメリカで注意書きの追記やメディアで話題となりましたがフィナステリド症候群が各国に広がるきっかけとなったのは一般の方達の間での情報共有や個人や団体がフィナステリド症候群に対してのHPを開設したことがきっかけです。

日本では未だに一般の方達にもその情報が知られておらず、海外の訴訟や注意書きの追記も報道されておりません。これまで繰り返し海外のフィナステリドの事情などをご紹介して参りましたが一部の方達には医師からも説明もなく、他で報道を目にすることもないこと。
アメリカは元々訴訟大国だから裁判も大げさなのではないかというご意見をお持ちの方もおられるようですがそれであればポストフィナステリド症候群財団など設立されることがあるでしょうか?

何より、今後は各方面の医師や研究者が設立したPFS財団に各国の情報が集約されることでフィナステリドの安全使用、後遺症が出た際の治療法など今後の研究に役立つ情報が集まる事で様々な研究にも大きく役立ちます。

ひとつ心配なのがフィナステリドの後遺症や副作用の情報を全く把握していない日本の医師にどのようにしてフィナステリド症候群という症状が周知され、このような財団の存在を知るかによって日本でのPFSの患者を減らすことができるかが大きく影響すると思います。

2 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:08:51.47 ID:wf/7G9Nv.net
前スレ
プロペシア(フィナステリド)の副作用や後遺症16 [無断転載禁止]©2ch.net
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/hage/1459495799/

3 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:09:17.31 ID:wf/7G9Nv.net
フィナステリドの副作用一覧表

[性に関する症状]
  ・性衝動の減退あるいは完全な消失
  ・勃起困難、勃起不全
  ・オーガズムの消失
  ・精液減少
  ・性器の委縮、無感覚
  ・ぺイロニー病
  ・陰嚢委縮、無感覚
 [身体に関する症状]
  ・女性化乳房
  ・慢性疲労、倦怠感
  ・筋肉萎縮、虚弱
  ・皮脂の減少
  ・乾燥肌、肌が薄くなる
  ・肥満、体重増加
  ・体温低下
  ・HDLコレステロール低下、空腹時血糖/トリグリセリドの上昇
 [精神に関する症状]
  ・記憶/想起障害
  ・思考速度低下
  ・問題解決力の低下、理解力の低下
  ・うつ
  ・不安
  ・無感情、快感消失
  ・不眠症

4 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:09:43.40 ID:wf/7G9Nv.net
JAMAとは世界的な皮膚医学における様々な研究内容についてアーカイブ(公文書や研究発表)が集約されていますが
この中で1996年に行われた数百のプロペシアの臨床試験や治験をMoore氏が再検証したところ、一般の医薬品であれば行われるはずの効果や安全性を証明する検証が不十分であると発表しました。

まず第一に薬の影響を確認するための服用前と服用後の血液検査の比較が一切行われていないこと。
第二に利用者に対しての聞き取り調査が不十分であったことを発表しました。

Moore氏は内科医であり、薬の安全性や効果、副作用などの研究を専門とした研究者です。
普段は様々な病気に用いられる医薬品の安全性や副作用の研究での第一人者です。
そのMoore氏が一般的な医薬品であれば行われるはずの検証がフィナステリドが認可される前の治験では行われていなかったことを
過去に行われた数百の治験を元に発表しました。
Moore氏によればフィナステリドのような薄毛治療薬の場合には効果の確認が先行して行われ、副作用や後遺症は軽視されていた
可能性があること。

5 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:10:09.41 ID:wf/7G9Nv.net
2016年1月16日の国際男性学の医療ジャーナルにイタリアのトリエステ大学医学部の泌尿器学の研究者が新たにAGA治療の為のフィナステリド製剤への影響についての論文を発表しました。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/andr.12147/full

この論文の中で、22〜50歳の79人の男性で過去に3年以上のフィナステリド製剤の服用歴があり、尚且つ半年以上、フィナステリド製剤の服用を中止していること。
さらにより詳細かつ公正なデータを得る為に、過去の病歴で糖尿病や肝機能疾患、甲状腺疾患、前立腺疾患や精神的な病状を発症または治療歴のないことでフィナステリド症候群と酷似した症状が別の原因で発症していない治験対象者の選別が行われました。

フィナステリド製剤を服用前または服用開始後に本人が受けられたあらゆる疾患の検査結果もデータとして加味され、公平性を保つために、現在フィナステリド症候群の集団訴訟に関係していないことも考慮され、選ばれた79名の治験対象者を元に研究が行われました。

フィナステリド以外に性機能障害が発症するあらゆる他の可能性や疾患が排除された上で、一般的に性機能障害の検証方法として第一にArizona Sexual Experiences Scale(ASEX)により性機能を評価がおこなわれました。

第二に加齢による性機能障害との違いも精査するために、男性更年期障害(LOH)での性機能低下を検証するAging Male Symptom Scale (AMS)を79名の治験対象者で実施しました。

第三に100項目に及ぶ問診項目を作成し、フィナステリド服用前、服用中、服用後の自覚症状の聞き取りが行われました。

6 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:10:36.05 ID:wf/7G9Nv.net
それらの検査を踏まえ、治験に参加した対象者が間違いなくフィナステリドの影響により副作用や後遺症を発症していることが確認された上で以下のような症状を訴える治験対象者のデータが発表されました。

フィナステリドの服用中後の性機能低下症状として87.3%で性器の感度の低下。82.3%で射精力の低下。78.5%で性器温度の低下が確認されました。
直接的な性機能低下以外の自覚症状として心理学的に無快感症、快感消失症が75.9%。集中力の低下が72.2%。筋肉量の低下が51.1%などがフィナステリド症候群(PFS)発症者に確認されました。

今回の発表がこれまでの内容と差ほど変わらないとお考えになるかもしれませんが最大の問題はフィナステリド製剤のAGA型脱毛の有効作用としてこれまで知られていた5aリダクターゼU型への影響やデュタステリド製剤のaリダクターゼT型およびU型の抑制効果ではなく、
5aリダクターゼのV型を抑制していることによってこれらの症状を発症しているのではないかと結論つけられている点です。

7 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:11:02.36 ID:wf/7G9Nv.net
「5aリダクターゼ3型の抹しょう組織への発現率はT型U型より高く、フィナステリドやデュタステリドによって抑制される」

でもわかるようにフィナステリドやデュタステリドはそれまで知られていたT型やU型だけではなく5aリダクターゼ V型を抑制する効果が高いことが2010年に発表されていました。

ところがこの当時、フィナステリド製剤による副作用や後遺症の研究論文は発表されておらず、副作用や後遺症はない、安全な前立腺肥大またはAGAとして考えれていた時期です。

トリエステ大学が今回発表したフィナステリド症候群を発症した患者は
元々この薬が開発された5aリダクーゼのT、U型抑制されたことで副作用を発症しているのではなくV型が抑されて生じているのではないかと発表したことです。

T型やU型は主に前立腺、筋肉、肝臓や腎臓で主に存在する物質であるのとは異なり、V型は脳や前頭皮質(前頭葉)、乳腺、性器、すい臓などで確認されている物質であると2010年のヤマナ博士の研究で発表されていました。

8 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:11:28.29 ID:wf/7G9Nv.net
フィナステリド症候群や男性更年期障害、EDで行われたテストステロンやDHT,1型、2型の検査では異常値が見られないのにも関わらずフィナステリドによって性機能の低下や鬱的症状。
男性の乳房の女性化は5aリダクーゼの3型がフィナステリド製剤によって抑制されていた可能性が高いことがトリエステ大学の研究は結論つけています。

この結果に至った背景として、これまではフィナステリドやデュタステリドはテストステロンには影響しないと考えられていた認可された当初の考えとは違い、
継続的な服用中の体への影響を血液検査などで追跡調査を行ったところ、テストステロンレベルが低下していたという新たな事実がフィナステリド承認後19年経過した2015年になって初めて確認されたように、
5aリダクターゼ3型への影響など全く想定されていませんでした。

ですが5aリダクーゼの3型がもっとも発現率高い、部位が精巣や前立腺ではなく、脳や乳腺、性器といったフィナステリド症候群を発症した患者が異常を訴える器官と直接関連性の高い部位であることからフィナステリド症候群の研究者の間では大変注目されている論文です。

9 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:11:54.11 ID:wf/7G9Nv.net
5aリダクーゼ3型は1型や2型に比べるとまだ多くが解明されていない5a還元酵素です。
実際日本語で5aリダクターゼ3型と検索をしてもその内容を説明した日本語で書かれた文書や記述を確認することができません。

ですがフィナステリド症候群だけではなく、一般的なEDや前立腺肥大、前立腺がんの研究などで海外では近年注目されている5a還元酵素が5aリダクターゼ3型です。

以下の論文でもまだ未解明な部分が多く、脳や前頭葉、性器やたの器官以外でも存在するという論文も発表されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4295561/

10 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:12:20.96 ID:wf/7G9Nv.net
ポストフィナステリドシンドローム(PFS)
プロペシアによる後遺症の報道や研究発表、集団訴訟を紹介する患者会のHP

http://www.propeciahelp.com/
2014年に比べ、2015年のPFS財団ウェブサイトへのアクセスがGoogle Analyticsによると33.6%増加
現在までに、176カ国の人達がアクセスし55%がアメリカ以外の国 からのもの

PFSは、(商品名プロペシアとジェネリック)脱毛を治療するための処方薬のフィナステリドを取った男性、または前立腺治療薬(プロスカーとジェネリック)で発生することが報告されている
症状は性欲減退、勃起不全、うつ病、自殺念慮、不安、パニック発作、ペイロニー病、陰茎の収縮、女性化乳房、筋萎縮、認知障害、不眠症、深刻な乾燥肌、と耳鳴りが含まれている。
自殺にリンクされている間の状態は、多くの場合、そのような仕事の損失や結婚や恋愛関係の崩壊などの被害者とその家族の人生を変えるインパクトを持っている。
2015年3月には、米国国立衛生研究所(NIH)がPFSを認識

国別アクセスランキング
1.米国2。イギリス3。インド4。カナダ5。ドイツ6。オーストラリア7。日本8。ブラジル9。イタリア10。スペイン
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21。イスラエル22。オーストリア23。ギリシャ24。ベルギー25。ニュージーランド26。ノルウェー27。南アフリカ28。フィンランド29。ポルトガル30。イラン

http://www.pfsfoundation.org/news/pfs-foundation-web-traffic-up-33-year-over-year/

11 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:12:53.70 ID:wf/7G9Nv.net
男性型脱毛症用薬フィナステリド服用中に若年性脳卒中を発症した2症例
https://www.jstage.jst.go.jp/article/clinicalneurol/54/5/54_423/_article/-char/ja/

症例1は35歳男性である.6ヵ月前より禿頭予防にフィナステリド1mgを内服していた.
頭痛と痙攣発作を発症し,右前頭葉に出血をともなう低吸収域をみとめ,CTで脳静脈洞血栓症と診断した.

症例2は41歳男性である.2年前より禿頭のためフィナステリド1mg,ミノキシジル6mgを内服していた.頭痛を発症し,左頭頂側頭葉に散在する脳梗塞をみとめた

フィナステリド服用中の血栓症発症は,医薬品医療機器総合機構へは, 当院例を併せて14症例報告があり,脳卒中4例,心筋梗塞6例,その他4例であった.
フィナステリドによるエストロゲン上昇の報告があり,血栓症発症への関与が考えられた

12 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:13:10.59 ID:XQ4tJWSA.net
「はげ薬」でがんになる?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48812?page=6

13 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:13:19.40 ID:wf/7G9Nv.net
2年間かけて行われたプロペシア服用者の新たな治験

副作用もメーカー発表の数パーセントではなく20パーセント近くの服用者に出ている
2型糖尿病、血管疾患および骨粗鬆症のリスクも増加する可能性もあるとのこと

http://www.pfsfoundation.org/news/suggestion-that-sexual-side-effects-appear-early-in-finasteride-therapy-then-return-to-normal-is-inaccurate-say-researchers-at-boston-university-school-of-medicine/

ザガーロを承認する為に行った比較対象のデータでもプロペシアの副作用発生頻度は20%になってる
やっぱりメーカーが提示している数値はデタラメだったんだなw

https://www.healthgsk.jp/content/cf-pharma/other-hcpjapan/ja_JP/top-page/products-info/zagallo/clin-safety/sideeffects-list.html

14 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:13:46.30 ID:wf/7G9Nv.net
2015年12月9日、神経内分泌学の基礎および臨床研究の国際医療ジャーナルで雄ラットの脳におけるフィナステリド製剤による神経活性ステロイドレベルへの影響が発表

プロゲステロンやテストステロンの酵素的変換を活性させる5aリダクターゼは神経機能に大きな役割を果たします。
その中、前立腺肥大やAGA型脱毛に用いられる5aリダクターゼ阻害薬が脳に与える影響が発見されました。

雄ラットでフィナステリド製剤の影響を検証したところ、血漿中の神経活性ステロイドのレベル、脳脊髄液およびいくつかの脳領域への撤退や脳内ステロイドレセプターの減少が
フィナステリドの亜慢性治療でも発症することが確認されました。
20日経過後、5アルファ還元代謝物でもその前駆体および他の神経活性ステロイドだけでなく、神経活性ステロイドのレベルの変化、ステロイド産生経路および小脳におけるGABA-A受容体の大脳皮質と
ベータ3サブユニット中のアンドロゲン受容体のアップレギュレーションが確認されました。

1か月経過後、フィナステリドの投与を中止後も大脳皮質でのジビトロプロゲステロンの上昇やでは血漿中のジビトロテストステロンの減少が持続されただけではなく、神経活性ステロイドレベルの変化。
エストロゲン受容体αは上昇した半面、大脳皮質のエストロゲン受容体βは減少していることが確認されました。

これら結果からフィナステリド治療は、脳機能のために広範な影響を有し得ることを示唆していると発表されました。

さらに大脳皮質のアルファ4とベータ3のmRNAレベルのGABA-A 受容体の減少もしていることが確認されました。

フィナステリドは脳の広範囲に影響を及ぼすことが神経内分泌学的にも証明されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26646518 
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs11930-015-0061-y 

15 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:14:41.53 ID:wf/7G9Nv.net
プロペシアの副作用に自殺衝動が臨床薬理学の医療ジャーナルで2015年7月に紹介されました
今回 薬理学の専門医療ジャーナルは1998〜2013年に18〜45歳の低用量フィナステリド製剤を服用し報告された4910件の有害事象から性的不能や自殺衝動が確認されたと発表しました。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/phar.1612/abstract

Hormone molecular biology and clinical investigationにおいて良性前立腺肥大の頻尿に対してフィナステリドの5mgを用いて治療をしたところ、
継続的な治験によって長期フィナステリド治療は、性腺機能低下症の状態に寄与し、総Tレベルの低下をもたらした。

http://www.degruyter.com/view/j/hmbci.2015.23.issue-3/hmbci-2015-0015/hmbci-2015-0015.xml?format=INT
テストステロンと記憶中枢の海馬   川戸 佳

前立腺肥大(デュタ、フィナ)・前立腺癌や乳癌の治療薬は,脳血液関門を透過するため,海馬に届き,男性・ 女性ホルモンの合成や作用を阻害するかもしれない。
その結果,神経シナプス機能を抑制してうつ 症状が出るかもしれないため,実態がどうである か考える際の題材になると思われる。

結果から推測すると,前立腺肥大の治療薬や発毛薬として使用されるフィナステリドは海馬に入るとT→DHT変換を止めるので,記憶に悪影響を
及ぼすかもしれない

http://ci.nii.ac.jp/naid/40020305241

16 :毛無しさん:2016/06/10(金) 22:15:07.21 ID:wf/7G9Nv.net
フィナステリドは5αリダクターゼ2型の活動を阻害し、血中DHT濃度を減少させる
しかし血中DHTの過度な減少はAGA対策と前立腺肥大対策以外に、思わぬ副作用を生む危険がある
その1つがPFSという症状
最も簡単な対処は、フィナの使用量を減らすこと
1錠1mgを半分または4分の1に分割する
0.2mgでもAGAに効果があると添付文書には記載されている
PFSを発症してしまうと、断薬が必要だが長期の断薬でも症状が回復しない人が稀にいると報告あり


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